死刑の前に、法務大臣のコメントは必要なのか?
死を持って償う
何事にも耐え難い自らの命を捧げることで、罪を償う。
その意味で、私は死刑は存続すべきたと、思っています。
とはいえ、そのまえに、償いのために法の下で命を絶たれた方、その命は償いのために法の下に絶つ。それだけに、死刑執行は厳粛に受け止めるべき出来事です。
しかしながら、この前まで”だれ”を死刑執行したのか?それすら公的に発表されないままでした。
しかし、今では誰の命を絶ったのか、発表がされるようになりました。
自らの命を”絶たせて”最大限の償いをさせる。現行法の下で行われている現状に異を唱えるつもりはありません。
が”、法務大臣のこのコメントは、どんなもんでしょうか?
法務省、 自殺サイト殺害事件の前上 博死刑囚ら3人の死刑を執行と発表(FNN NEWS)
法務大臣が、こう言ったそうです。
「身勝手な理由から被害者の尊い人命を奪った誠に残忍な事案であり、無念このうえない事件だと思います。慎重な検討を加えたうえで、死刑の執行を命令した次第です」
これに関し、以下の疑問があります。
- そもそも、最高裁で死刑と判決が出た案件に対し、たしかにその都度死刑執行を判断しなくてはいけない法務大臣のポジションもあることながら、今回のように法務大臣の検討が、死刑執行に必要なのでしょうか?「残忍な事案」だから死刑執行した。という法務大臣の記者会見の言葉は、裁判所で積み重ねた議論を真っ向から否定するようにしか思えない訳です。
つまり、裁判で死刑執行が決まっていながら、何故にそこから法務大臣の意志が機能しているのでしょうか? - 今、元死刑囚は死を持って償っています。法務大臣が言うべき事は別にあるのではないでしょうか?「死刑執行しました、自らの死をもって償いました」私は死刑をそう捉えています。その言葉の根本はやはり裁判所です。
そのなかでの言葉と、今回の無責任な法務大臣の言葉とは、かなり違います。
自らの命を絶つこと・・・ツライ言葉ですが、死刑が良いかどうか、今後も考えさせて頂きます。




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2009/8/8 土曜日 at 07:54
民主党は死刑を廃止して仮釈放のない終身刑にすることを主張している。
民主党は被害者の遺族も納めている税金によって、殺人者に終生、食事と医療が保証される制度が作りたいのである。
殺人に対する抑止効果が無くなる人も出てくるかも知れない。
2009/8/8 土曜日 at 11:54
コメントありがとうございます。
民主党ではなく、超党派の議連ですね。
余談ですが、死刑云々を党議拘束にかけること自体を間違っていると思うので、議員個人が参加を意志できる超党派の議連が存在することは、私は正しいと思っています。
死刑が抑止効果があるかどうか、異論があるところですが(私はある意味において”ある”と思っていますが)、ただ、マスコミが毎度垂れ流している
「むしゃくしゃしてやった」
「だれでもよかった」
という言葉だけでは、抑止力の有無の判断出来かねる部分が多いのではないでしょうか?それで裁判員やれ!っていうのも、ずいぶんな横暴だと思っていますが。
結局、裁判員制度が導入されてもメディア報道はなにも変わりませんでしたが、司法の現場に変化があったのか、注目したいところです。