新聞の行方が心配だ(データベース情報頂きました)

2ヶ月も更新が滞りまくり申し訳ありません、管理人です。

朝日新聞朝刊連載の『ののちゃん』が病気療養のため11/22から連載中断となりました(夕刊フジの2コママンガ『スコン!』も同じく連載中断かと思いますが、まだ未確認です)。

4コママンガのない社会面は・・・・寂しいですね。
犬小屋に籠もってしまったポチが復活する日を待ちわびてます。

いろいろと情報をお寄せいただき、更新が遅れ申し訳ありません。本日更新いたしました。

・『山田さんちの親子日記』作者:山田奈穂(中国新聞連載)
連載は週一回だそうですが、作者のブログでは毎日新作が登場してます!紙面では毎日会えませんが、その間はブログで拝見できるのは嬉しいですね!(作者は大変だろうなぁ・・・)、ブログでは過去のも見られます(ご兄弟、着々とカープファンに染まっていきますねぇ、私も新しいスタジアムに行ってみたいです!)。

・『アルプス市民』(市民タイムス連載)
作者名が間違っておりました(君川紅林→小林君江)。何をどう間違えたのか謎なんですが・・・当時の資料が段ボールの箱に埋もれて参照のしようがない状態で、お恥ずかしい限りです。

で、新聞マンガというよりも、新聞の行方が心配になったのが下記の情報です。

・山形新聞 10/1に『ゴンちゃん』→『あんずちゃん』に連載変更したとの情報に、下記の新聞記事の紹介を頂きました。

選挙:衆院選 山形新聞の漫画、遠藤陣営が抗議 自転車遊説に皮肉 /山形(毎日新聞)

以下引用

山形新聞が29日付朝刊(筆者注:8/29)に、自転車で支持を訴える立候補者を皮肉る4コマ漫画を掲載し、自転車で運動を続けてきた1区の自民、遠藤利明氏の陣営が 同日、山形新聞に「配慮に欠ける」と電話で抗議した。山形新聞の大井祐一総務部長は毎日新聞の取材に「特定候補はやゆしていない。そう取られるとは考えな かった」と釈明した。

漫画「ゴンちゃん」は、自転車の立候補者が「最後の最後まで自転車でがんばります。よろしくお願いします」とアピール。だが、当選後、黒塗り高級車で初登院するというもの。通信社の配信。

遠藤氏は7月の事務所開き以来、主に自転車を使い、支持を呼びかけてきた。陣営関係者は「これは遠藤を批判した漫画ではないか、と支援者から声が寄せられ、抗議した。新聞は何を書いても良いのか」と語った。

引用ここまで

私も該当新聞は福島民報で読んでいましたが、特定の候補者を揶揄するものではなかったですね(そもそも、山形と福島で載っている時点で特定候補者と示すこと自体無理な訳ですが)。

お寄せいただいた情報によると、9/19日の紙面に終了告知があったそうです。通常は前日でないと終了告知は載せないんですが、今回は告知が異様に速いですね。

もちろん、上記の毎日新聞の記事があったことだけで、政治的圧力から連載を変えたと早合点する訳にはいかないのですが、連載そのものはまだ続いているのに半年で変えた訳ですから、何か理由があるんでしょうか?その辺は機会があらば山形新聞社にお尋ねしたいところですが、早合点を前提として新聞記事から読みとれる問題点を整理してみます。

1.該当のマンガは特定の人物を揶揄したものではない

この日のマンガは、特定の人物ではなく、選挙の構造を揶揄したものです。新聞マンガですから、当然こういったネタを載せることは当然です。というか、そういう社会風刺ネタが載せられないのであれば社会面に載せる必要がありません。選挙陣営が抗議するのは勝手ですが、選挙構造を皮肉ったものに対して全部ケチつけるつもりなんでしょうか?

2.新聞社は体を張って漫画家を守るべき

新聞記事の事実が確かであれば、抗議の3週間後に連載終了の告知を載せ、抗議から1ヶ月後に変えています。新聞マンガの歴史を紐解けば、たとえば明治時代にすでに時の権力者を風刺したものを載せているものがあります(その辺は清水勲先生の著書をごらんいただければザクザク出てきます)。つまりは、新聞が持っている風刺の機能というのは新聞マンガに内包されてており、その機能があってこそ今の日本の新聞の発達もあったのではないでしょうか。ただ、その風刺性というのは漫画が紙面に載ってこそ効力を発揮されるのですが、その場、つまり紙面を社会の共有物として守るのは新聞社の役目です。

今回、特定の抗議のために連載を変えたという背景には、その新聞マンガの風刺性を否定しているだけでなく、新聞の公平性や社会から付与された風刺機能そのものも新聞社そのものが否定してしまっていると言えるでしょう。

そもそも、今回のようにいわれのない誤解から連載が切られてしまったら、新聞マンガ家はいったい何を描いていけばいいのでしょうか?新聞マンガにある風刺性の意味を忘れたどころか、本来持つ新聞の機能すら忘れてしまった現代の新聞の行方をまじめに心配になってしまった情報を頂きました。

・・・まぁ、考えすぎだと良いんですが・・・。

情報をお寄せ頂き、誠にありがとうございました。

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