土佐人の銅像を歩く(来年の研究目標の思いを新たに・・・)

本日、コミケにて「新聞マンガデータベース2009 -国内編:作者、新聞別情報ー」を委託販売致しました。

多くの方にご関心頂けましたこと、ありがたし、ありがたし。
心から御礼申し上げます。

コミケは特定のルールを、参加者が守ることによって「表現の自由」という重要な共有物を繋いでいる場ですが、それは新聞マンガにおいても同じことが言えるのではないか?帰りの車中でふと思いました。

新聞という場が築きあげてきたはずの「表現の自由」に基づいた新聞マンガを、これからも追っかけていきたい。その思いを新たにしたコミケの場でした。

帰宅後のポストに、注文していたこの本が本日届きました。

高知には多くの銅像がありますが、それを奉った英雄もさることながら、その銅像を創った人がいるわけです。その銅像そのものの作者にスポットをあてた本です。

そのなかに、彫像作家紹介のお一人に川島三郎氏がいらっしゃいます。この方は、実は日本の漫画史には欠かせない方なんです。川島三郎氏、様々なアイディアマンだったらしく、漫画家、彫像家、発明家、童話家、映画支配人、新聞記者、などなど、それだけでもスゴイ人そうなんですが、実は家庭用ファクシミリも考案したともいわれているそうです。で、気になる一文を下記で引用。

漫画家としては、戦後一世を風靡した「しばてん」に続いて「芝天九郎」を高知新聞に連載、教員で漫画家の平山昌幸さんとのコンビで、高知新聞の「マンガ教室」で後進を指導した。このマンガ教室からは、はらたいらや黒鉄ヒロシといった漫画家が巣立ったといわれている。

実は、この数十文字に、いまの高知のまんが文化の元ネタがギュっと詰め込まれている訳です。ただ、そのときに何があったのか?それを立証させるのは、かなり困難なことでしょう。

でもやりたい!すごくやりたい!!

「しばてん」も「芝★天九郎」も、その後の「マンガ教室」も、高知の図書館で現物は探し出しました。が、それだけでは、何かが足りない。それを埋める調査方法はあるのか?それが分かれば、もっともっっと面白い新聞マンガになるのでは?そんなことを考えながらの大晦日です。

今年一年、お世話になりました。来年もよろしくお願いします。

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